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プロジェクト・教材開発

ICTを使って新しい学びを

Web星座図鑑

「プラネタリウムで学んだことを実際の星空へ」を合い言葉にシステムを開発。このシステムの特徴は、学芸員がプラネタリウムの生解説で蓄積した解説ノウハ ウをいかした星空観測支援を行うことです。例えば、学芸員による星空観測アニメーションや夜8時の夜空のシミュレーションの提供を行っています。また、一 部のコンテンツはPodcastingでの対応可能。スマートフォン等を使えば、野外の観測にそのまま使えます。


  • 近藤真由, 後藤昌人, 岩崎公弥子, 安田孝美:天文教育における学芸員を支援するためのICTの活用とその効果,情報文化学会誌, 16巻 2号,pp.52-59 (2009)
  • 林、浦井、鈴木、寺澤、中山、近藤、遠藤、毛利、岩崎、安田:星座観測を支援するWeb教材「星座図鑑」の開発,PCカンファレンス2006,pp.405-408(立命館大学,2006.08.03~05) (ポスター セッション部門優秀賞)
  • 岩崎公弥子,遠藤守,毛利勝廣,近藤真由,野田学,安田孝美:学芸員の知識を野外で活かす「Web星座図鑑」の開発,日本教育工学会 研究会,pp.9-12

月をかんじよう

月は、私たちにとっても身近な天体のひとつ。でも、実際は、月についてよく知らない人も多い。そこで、月の満ち欠け、月のクレーター等について、クイズ形式でタブレットを使いながら学ぶ教材を作りました。月の勉強をした後は、実際に天体望遠鏡で月の観察会を実施します。本ワークショップで活用した教材は、中京大学遠藤研究室・中研究室で開発しました。レクチャーならびに教材の内容は、名古屋市科学館、タブレットは、NTTドコモの協力によるものです。

金環日食をみよう

2012年5月21日、日本の広範囲にわたって金環日食が観測されました。日本で広範囲に見る事ができるのは932年ぶりということもあり、市民の関心も高いものでした。本プロジェクトでは、タブレット端末(NTTドコモ)を使い、金環日食に興味を持ち、安全に、観察することを目的とした金環日食のレクチャーを8カ所、約300人の子どもたちに向けて実施しました。

本プロジェクトは、名古屋市科学館プラネタリウム、名古屋大学、中京大学、金城学院大学、NTTドコモの協力で、実施しました。


  • 岩崎,山本,遠藤,毛利,安田:博学連携に基づく金環日食レクチャーの開発と実践,社会情報学会学会大会,pp.305-308(群馬大学,2012.09.16)
  • 赤尾,遠藤,中,岩崎,毛利,安田:博学連携による金環日食教室のためのタブレット端末用デジタル教材の設計と開発,社会情報学会学会大会,pp.301-304(群馬大学,2012.09.16)
  • 遠藤,岩崎:金環日食教育用アンドロイドアプリ,マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2012)シンポジウム,(展示発表)(2012.07)

煮干しの解剖教室

魚の体の中がどうなっているのか。理科の授業で習っても、実際のものを見たことがない子どもたちが多いかもしれません。そこで、身近で手軽に扱うことのできる「煮干」を使って解剖教室を企画・開催しました。今回は、その解剖教室を補助するタブレット教材を2つ作りました。本教材は、名古屋港水族館、中京大学、金城学院大学が協力をしてつくりました。