しし座流星群は33年周期で周回しているテンペル・タットル彗星が母彗星の流星群で、その周期で大流星雨が見られる可能性があります。実際、2011年11月19日には、一時間あたり数千個という大出現となりました。本CGでは、母彗星と地球との位置関係でなぜ33年周期で大出現があるのかを示しました。さらに、流星になる塵が、母彗星と共に軌道を周回しているという流星群本来の姿を示すために周回しながら軌道上に粒子群が広がっていく様子をシミュレーションしています。
- 毛利勝廣,野田学,安田孝美,横井茂樹:しし座流星群の3次元C.G.による可視化と教育的活用,教育システム情報学会研究報告 pp.52-57,(名古屋市立大学,1999.12.11)